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【ネタバレ多少含】2014年の読書記録まとめ [小説]

たいがいマンガだらけなんですが
昨年一年で読んだ本たちのまとめです。
それぞれと内容は一緒です。

マンガまで含めたのに
3桁に届かなかったのがなんだかくやしい気分です。
今年はちゃんと3桁に届かせたいな。

感想たちもちゃんとアップできればいいのだけれど
どうにもまとめる時間をとるほうに
気が向かないまま。。

まあ焦らずに、ぼちぼちいこうと思います。

感想については
忘備録でもあるので
あんまりネタバレに考慮していません。
そのあたりはご注意ください。


2013年の読書メーター
読んだ本の数:97冊
読んだページ数:22080ページ
ナイス数:523ナイス

魔女の宅急便  3キキともうひとりの魔女 (角川文庫)魔女の宅急便 3キキともうひとりの魔女 (角川文庫)感想
16歳のキキの物語。ここからは単行本を読んでないので、はじめて見る分。ジジもキキも、たくさん感じて考えていく途中。ちいさくて生意気ででもどことなく憎めないケケに、キキのようにもやもやしながらうらやましく思いながら、するするっと読めました。宅急便のはなしも折り返し。次の巻は来年はじめの一冊にとっておこうかな。
読了日:12月31日 著者:角野栄子
雪にツバサ(8) (ヤングマガジンコミックス)雪にツバサ(8) (ヤングマガジンコミックス)感想
今回わりと平穏でした。ツバサの伝えたかったこと、かんたんなことばこそが、むずかしい。本人でなければその重さはわからないだろうけれど。季節は進んで、春がきて。高校生のツバサと雪の行く末がきになります。
読了日:12月23日 著者:高橋しん
「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」 (花とゆめCOMICS)「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」 (花とゆめCOMICS)感想
とある小さな町の、小さな本屋さんの、小さな奥さんの話です。新婚すぐに亡くなった旦那さまが残した本と、本屋さんを守る姿が…というよりも、本をたいせつにする姿がとても素敵でした。本だけでは知ることのできないことも、知ることのできることも、たくさん。どうやら続きもあるそうなので、たのしみにしたいです。つかなんだかハチさんが不憫になってきた。あんな本屋さんがあったら、毎日いきたいなあ…。はしごの上にのぼりたい。
読了日:12月23日 著者:高橋しん
トゥルークの海賊3 (C・NOVELSファンタジア)トゥルークの海賊3 (C・NOVELSファンタジア)感想
数々の常識外をこなしまくる怪獣夫婦が頭を抱えるくらいの非常識が山盛り。本家のグランド・セヴン&その関係者たちがかっこよすぎでした。金銀がまったく目立たないのも珍しい。そしてまあ。世間はせまい…!
読了日:12月23日 著者:茅田砂胡
魔女の宅急便  2キキと新しい魔法 (角川文庫)魔女の宅急便 2キキと新しい魔法 (角川文庫)感想
二年目のおはなし。キキのぐるぐるする気持ちや、「それぞれの時間」を生きるひとたちが印象的。やはり、さんぽの話が好き。少しずつすすむ時間、成長するみんながいとおしくなる話。
読了日:12月16日 著者:角野栄子
あまつき 17巻 限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)あまつき 17巻 限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)感想
アニメイト版で購入。食欲な秋のイラストがかわいいので、むいてみた下の通常表紙とのギャップがすごい笑 話はだいぶ、進んできた…。真朱や篠女、まだ謎がかなり残っていて気になる…!!ハイガクラは2月らしいので、次はリアルタイムで入手したいな。
読了日:11月30日 著者:高山しのぶ
オー!ファーザー (新潮文庫)オー!ファーザー (新潮文庫)感想
4人の父親たちがでてくる話。もとが新聞連載だからか、こまめに区切りがついていて、ついつい少しずつ区切って休憩してしまって、伊坂さんの著作にしては、読むのに長くかかってしまった…。逆を返せば、時間がない中でも少しずつ、長く楽しめました。お母さんにもなにか秘密がありそうで気になる笑
読了日:11月30日 著者:伊坂幸太郎
茅田砂胡 全仕事1993-2013〈特別版〉 (C・NOVELSファンタジア)茅田砂胡 全仕事1993-2013〈特別版〉 (C・NOVELSファンタジア)感想
読みごたえがありすぎました。時間が思うようにとれなくても、あまりに読みたすぎて、通勤のおともに持っていきましたが、混んでると取り出すことも難しい分厚さ笑 懐かしいひとたちがいっぱいで、「紅蓮の夢」は、しあわせすぎてめそめそしながら読みました。桐原ももものきもガンナーも好きなので、しみじみしあわせ。 でもまあ、冬のうちに出てよかった。ずれこんじゃったトゥルークも楽しみ。
読了日:11月28日 著者:茅田砂胡
スピカ The twin STARS of ”きみのカケラ” (少年サンデーコミックススペシャル)スピカ The twin STARS of ”きみのカケラ” (少年サンデーコミックススペシャル)感想
たぶん10月分。「きみのカケラ」から派生した、ふたつの星の話。宇宙兵士の、兵器の男の子と鍛冶屋の女の子のはなしと、イコ先輩と後輩のシロくんのはなし、そして、おひさまとよだかの話。現存する物語りが、記憶のなかで再構築されたもの。3つそれぞれに、空や星やおひさまに焦がれる話。しみじみしました。
読了日:11月1日 著者:高橋しん
ただいまのうた 6 (花とゆめCOMICS)ただいまのうた 6 (花とゆめCOMICS)感想
これも10月分。向日葵ちゃんの初恋のゆくえと、テッちゃんとの距離。青春模様な感じ(*´艸`)桜兄ちゃんも要所で素敵。最後にでてきた老夫婦は次巻にもちこし。またひと波乱かな?
読了日:11月1日 著者:ふじもとゆうき
覆面系ノイズ 1 (花とゆめCOMICS)覆面系ノイズ 1 (花とゆめCOMICS)感想
これも10月分。音楽×片想いの、キラキラな話。ニノの不思議回路が好みです。モモとユズ、ニノ。深桜にハルヨシ先輩に。みんなの片道の想いが面白い。まだいろいろ張られた伏線は姿を現していないので、今後も楽しみ。
読了日:11月1日 著者:福山リョウコ
三日月とオレンジ 2 (花とゆめCOMICS)三日月とオレンジ 2 (花とゆめCOMICS)感想
これも10月分だけど。天然さん相手はたいへん。ふんわりやわらかに完結。一緒にはいっている短編も好きなので、収録されてよかった(*´艸`)
読了日:11月1日 著者:ふじつか雪
銀の匙 公式ガイドブック 大蝦夷農業高校 青春マニュアル (少年サンデーコミックススペシャル)銀の匙 公式ガイドブック 大蝦夷農業高校 青春マニュアル (少年サンデーコミックススペシャル)感想
たぶん10月に買ったので11月あつかい。1-D全員考えてあるのすごいわあ…。 まとめてみてみるのもたのしい。
読了日:11月1日 著者:荒川弘
銀の匙 Silver Spoon 9 オリジナルドラマCDつき特別版 (小学館プラス・アンコミックスシリーズ)銀の匙 Silver Spoon 9 オリジナルドラマCDつき特別版 (小学館プラス・アンコミックスシリーズ)感想
載せ忘れなのでせめて11月あつかい。冬のエゾノー。帰省時のお父さんへの啖呵、豚肉ファンド。と蓄場のことは、絵だけでも興味ぶかい。いつも食べる肉や加工品も、ここを通ってきてるんだろうなあ…。
読了日:11月1日 著者:荒川弘,アニプレックス
大江戸妖怪かわら版3 封印の娘 (講談社文庫)大江戸妖怪かわら版3 封印の娘 (講談社文庫)感想
年が暮れて、新しい年が始まって。雀自身のものがたりも、少しずつはじまっていくのかな。雪消さんの純粋さ、嵐と華の境目のないその様子がひやりと綺麗で好き。場所の様子がわかり、ひととなりがわかり、でもまだ言い回しはすべてはわからなくて奥深い。
読了日:9月29日 著者:香月日輪
3月のライオン (9)  おでかけニャーしょうぎ付限定版 (ジェッツコミックス)3月のライオン (9) おでかけニャーしょうぎ付限定版 (ジェッツコミックス)感想
一気に読みました。ペーパーがかわいかったのですが、価格が隠されていてドキドキに笑 コミックついてて、本家と同じ値段なので、うっかりどうぶつしょうぎからライオンに入る方もいればよいのにと思います。 原画展でラフをみた回が入っていたのも嬉しかったです。出てくるひとりひとりが、きちんと考えて生きている。だから、この作品が好き。宗谷名人と土橋さんの関係もよいなあ。あと、お夜食素敵。
読了日:9月28日 著者:羽海野チカ
スキップ・ビート! 33 (花とゆめCOMICS)スキップ・ビート! 33 (花とゆめCOMICS)感想
今回の帯はアフリカゾウのキョウコちゃん。ヒール兄妹の話はどんどん甘い方向…へは簡単にはいってくれないキョーコさん。どんだけトラウマなんだろう。今までずっと出てこない、実母の話がでてきたりしたらわかるのかな。
読了日:9月22日 著者:仲村佳樹
天使1/2方程式4 ドラマCD付初回限定版 (花とゆめCOMICS)天使1/2方程式4 ドラマCD付初回限定版 (花とゆめCOMICS)感想
CDの杉本父母のキャストが、むかしのふたりと同じ!なのを見て、迷わずCDつきに…! 本編は、空回り相原さんがにょきにょき増殖。思い込んだ女の子ってこわい…。ゆい子ちゃんが芯のつよい子でよかったけれど、勿体ない子だわあ。。見た目だけはかわいいのに。続きはのんびり待とうかな。
読了日:9月22日 著者:日高万里
桜の花の紅茶王子 1 (花とゆめCOMICS)桜の花の紅茶王子 1 (花とゆめCOMICS)感想
メインのふたりもよいのですが、思わせ振りな植木屋さんの正体がわかってから、うわわわわっ!てなりました。久しぶりに、大きく育った親戚の子に逢う感じかしらん。割と泣き虫なサクラの紅茶王子と、子どもで大人な吉乃と、ふたりとも幸せになるとよいな。続きも楽しみです。つなぎまんがのうりちゃんも、もう高3とかでびっくりです…!時間はやい…!
読了日:9月22日 著者:山田南平
魔女の宅急便 (角川文庫)魔女の宅急便 (角川文庫)感想
文庫版に落ちたのを機に、手に取ってみました。イラストもかわいい。魔女のキキが新しい町でひとりだちしていく1年間の話。どうしてもジブリ版も頭にうかぶけれど、もっとほんわりやさしい空気。のこりもだいじに少しずつ読んでいこうと思います。
読了日:9月21日 著者:角野栄子
ボクを包む月の光 -ぼく地球(タマ)次世代編- 13 (花とゆめCOMICS)ボクを包む月の光 -ぼく地球(タマ)次世代編- 13 (花とゆめCOMICS)感想
いればん編、未来に少し、変化のきざしもみえるのかしら。ちまこと蓮のがんばり、亜梨子の祈りに木蓮の手助けと、なによりラズロとキャー…!次世代編のはずなのに、ほぼ輪(と紫苑)にスポットな巻でした。でも、あのなつかしい家が見えた時に、一気に涙腺決壊。また逢えてよかった…。
読了日:9月21日 著者:日渡早紀
百姓貴族 (2) (ウィングス・コミックス)百姓貴族 (2) (ウィングス・コミックス)感想
1巻とまとめ読み。農家というか荒川家ネタ満載。楽しい面と農業や酪農について知らない面もいっぱい。日々食べたり飲んだりしているものは、たくさんの人の手で、産み出されてるんだなあ。
読了日:9月13日 著者:荒川弘
百姓貴族 (1) (ウィングス・コミックス)百姓貴族 (1) (ウィングス・コミックス)感想
銀の匙つながりで改めて一気読み。 表紙見返しの「農家の常識は社会の非常識」知らないこともいっぱいでおもしろい。荒川家のおやじさま最強。
読了日:9月13日 著者:荒川弘
雪にツバサ(7) (ヤングマガジンコミックス)雪にツバサ(7) (ヤングマガジンコミックス)感想
クリスマス演奏会の件はこれで終了。つか。チイコもか。この話に出てくる女の子たち、誰ひとり、ろくな大人と男にあたっていない…。次巻からはツバサと幼なじみの話になるようだけど、どうかやさしい結末にむかうとよいな…。町をでないと無理そうだけど。
読了日:9月9日 著者:高橋しん
図書館戦争 LOVE&WAR 12 (花とゆめCOMICS)図書館戦争 LOVE&WAR 12 (花とゆめCOMICS)感想
コミックスも、「革命」に突入。カミツレデートも甘くて素敵ですが、担保なシーンはコミック版がいちばんうきうきするかも(*´艸`) こっそりモブ男さん家族まで登場笑 女の子な郁がかわいくて仕方ない。特別編もおまけもよいねえ。別冊分までコミックになってくれるとよいな。
読了日:9月8日 著者:
八潮と三雲 6 (花とゆめCOMICS)八潮と三雲 6 (花とゆめCOMICS)感想
あまあまい八潮さん見放題。三雲ファミリーがかわいくてくらくらきました。今までが今までだけに、警戒されまくりの八潮さんに、ちょっと自業自得だよねと思ってみたり。次でラストだそうなので、しーくんの出方も気になるところ。何気なく、ボスノートがツボをつく。
読了日:9月8日 著者:草川為
僕の棺で晩餐を (花とゆめCOMICS)僕の棺で晩餐を (花とゆめCOMICS)感想
増刊系で掲載されていた話がほとんどなので、ほぼ初見。表題の白い吸血鬼もよいけれど、アウレリアの黒さも好き。どの話も、ほの暗い感触。黄昏時な印象。最近コミック自体のデザインが変わったのに、まだ少し慣れなくて探しづらいのが難点だったかしら笑
読了日:9月8日 著者:草川為
風光る 34 (フラワーコミックス)風光る 34 (フラワーコミックス)感想
時は、ついに慶応3年に。だんだんと迫る明治の時代に、この話がどこにたどりつくのかが気になりながらも、まだきてほしくないような。行く末の決まっている史実と、史実を越える部分と。セイのが笑顔がみられる結末だといいな。眼力なコマは、すごくかわいかった(*´艸`)
読了日:9月8日 著者:渡辺多恵子
人狼ゲーム (竹書房文庫)人狼ゲーム (竹書房文庫)感想
割とはじめの方で片方の人狼の正体はうっすらわかるけれど、もうひとりは最後まで微妙な感じ。ライアーゲームとかダンガンロンパとかのテイストが影響している感じがある割に、突き抜けきれていないので、ややもやっと。登場人物の生息範囲が狭すぎて、さすがに騒ぎになるなあと、そもそもの設定が気になってしまった…。ダンガンロンパ知らなければ、もう少し楽しめたかしら。後味はよくない。むしろ一見普通にゲームから非現実な感じに発展させてくれた方がホラーちっくになってよかったかも…。これもまた、使い古し設定になるけど。
読了日:9月1日 著者:川上亮
雨と夢のあとに (角川文庫)雨と夢のあとに (角川文庫)感想
再演版の舞台を観たあとに、ふと気になって購入。ドラマや舞台とはまったく別の話だけれど、このしっかりさは、初演の麻由子ちゃんを思い出すなあ。後半の暁子さんの描写が生々しくてこわいけれど、命の終わりが生々しくないわけもなく。ラストは原作がすっきりしていて好きかな。しずかな、賢い女の子の話。
読了日:8月31日 著者:柳美里
刑事ぶたぶた (徳間文庫)刑事ぶたぶた (徳間文庫)感想
刑事でぬいぐるみなぶたぶたさんのおはなし。ぷにぷにさわってみたい。乾燥機にかけられるぶたぶたさんの場面が好き。新人の立川くんが、ぶたぶたさんと共に出会ういくつかの事件。ばらばらなようでつながる話。つか奥さんと子どもが気になる。
読了日:8月15日 著者:矢崎存美
レイクサイド (文春文庫)レイクサイド (文春文庫)感想
どうもこれといって魅力的な人はいないながらも、続きは気になってわりとさくさく読了。けど少しもやっとします。大人もこどもも、登場人物は不思議なひとばかり。特殊な環境、と言えなくもない関係性でありながら、絶対にないとも言えない微妙なバランスがおもしろい。
読了日:8月14日 著者:東野圭吾
予知夢 (文春文庫)予知夢 (文春文庫)感想
ガリレオシリーズ2作目。短編なのでさくさく読みやすい。それでも、単純そうな事件の裏に隠れているひとのつながりがおもしろい。長編の複雑さも好きだけど、短編のコンパクトさもいいな。
読了日:8月14日 著者:東野圭吾
キケン (新潮文庫)キケン (新潮文庫)感想
面白い。工科大学のサークル「機械制御研究部」略称「機研(キケン)」の、上野部長&大神副部長が率いた黄金時代のなかの、数々のエピソードのかけらが集まった物語。 学生時代にバカやった覚えがあれば、きっと最後にはじんわりやられるなにかがある。そんなところが有川さんだなあとほっこりする。こういうのをみると、久しぶりに母校とかみたくなるなあ。 しかし○回生、という呼称って関西だけなの??初めて知った…!
読了日:8月12日 著者:有川浩
ONE PIECE 71 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 71 (ジャンプコミックス)感想
ドレスローザ編?違うかな?わさわさ人が増え、ルフィたちもかなりバラバラに動く中で、なんとなくのメインはコロシアムのルフィ。もう誰が誰やら。動くおもちゃに“妖精”トンタッタ族に、コロシアム出場者たちのそれぞれの事情に。伏線だらけなんだけど、全部拾っていくのかな。名前は覚えきらない笑
読了日:8月3日 著者:尾田栄一郎
トゥルークの海賊2 (C・NOVELSファンタジア)トゥルークの海賊2 (C・NOVELSファンタジア)感想
意外なトコロから始まって、そこで終わり?!!な、各シリーズから読んでるといろいろつながったりもする、トゥルーク編2巻目。カラー口絵と本文挿絵のあまりの落差が開きすぎて、ほんとにひどい冗談笑 黒幕にはなにが出てくるかな。ラストのひと(たち)はやはりあのひとなのかしら。リィの猛獣つかいっぷりもみられたし、記念本ごと、続巻も楽しみ。
読了日:7月29日 著者:茅田砂胡
世界最後の魔法使いの最後の恋 (一迅社文庫アイリス)世界最後の魔法使いの最後の恋 (一迅社文庫アイリス)感想
ファンタジー設定の単品ものなので、どうしても説明が多くなりがちで、メインふたり以外はさくさく簡略化してたりもして、ちょいちょいツッコミドコロはありました。しかし、200歳なはずの魔法使いのあまりのかわいさに、すべてがすっとんだ気がしました笑 空や「再生」の空気感も好き。
読了日:7月27日 著者:瑞山いつき
反面王子 1 (マッグガーデンコミックス アヴァルスシリーズ)反面王子 1 (マッグガーデンコミックス アヴァルスシリーズ)感想
鈴木さんの本はいつもふわっと出逢う。1ページ目から残念な、見かけは王子な圭の空回りな日々。寄ってくる女性がたも若干残念風が多く。そもそものはじまりな凛々ちゃんが育ってげっとするんだろうか。残念すぎて笑える…。2巻もさがそ。
読了日:7月21日 著者:鈴木有布子
花と奥たん 2 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)花と奥たん 2 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)感想
だいぶずれましたが、ようやく入手。ある日東京に咲いた巨大な「花」のふもとで、仕事から帰ってこない旦那たんを待つ残され主婦の奥たんの日々。非日常の中で、毎日旦那たんのためのごはんをつくり続ける、その繰り返す日々のたいせつさ。稲は収穫したものの、どんどん人が減って、とうとうひとりになった上に極寒の冬がきそう…。毎回のごはんは、とてもおいしそうで、だから余計にせつない。巨大バッタ怖すぎ。
読了日:7月21日 著者:高橋しん
丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)感想
やっと入手しまして、一気読み。ずっと、続きを待っていました。今回は、短編4編。舞台の国も、主役たちの職業や立場もばらばらで。登場人物の名前がふりがななしで読めるころには終わるくらいのほどよい長さで。どれも好きですが、丕緒の鳥と風信すき。やはり慶に思い入れがあるからかな。著作一作目からさかのぼって、皆に逢いたくなりました。
読了日:7月13日 著者:小野不由美
銀の匙 Silver Spoon 8 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 8 (少年サンデーコミックス)感想
高校生でさらされる現実と、ほどよいフィクション。そして駒場が男前すぎる…!チーズの製造過程も面白く、知らないことはいっぱいだ。八軒とアキの距離感にもにやり。そして、きちんと将来を考えてる、考えざるをえない状況や姿をちゃんと描いてるのが好き。
読了日:7月10日 著者:荒川弘
六蓮国物語  翠竜と赤の天女(下) (角川ビーンズ文庫)六蓮国物語 翠竜と赤の天女(下) (角川ビーンズ文庫)感想
一気に読んだせいか、ラスボスのはずの黒龍がかなり呆気なくてやや拍子抜け。というか、龍宮の話がかなり盛りだくさんで、いっそもう少しふくらませてもよかったのじゃないかくらい、母をはじめとする同族たちが楽しかった…! 自覚がでたとたんにいちゃつきだす結蓮と季隆にもにやり。まだ番外編とかもあってよいような気はする…。ともかくも、これで完結。楽しく読みました。
読了日:7月4日 著者:清家未森
六蓮国物語    翠竜と赤の天女(上) (角川ビーンズ文庫)六蓮国物語 翠竜と赤の天女(上) (角川ビーンズ文庫)感想
ラスト2冊はまとめ読み。一気にたたみかけるかと思ったら番外編も二作。わりと日常な「花嫁武官のお宅訪問」「怪猫の恩返し」つきだったので少しなごむ。崇怜の勝手な理論はこわい。かなり虚ろな目線だなと。のこりあと1冊。うまくまとまるといいな。
読了日:7月4日 著者:清家未森
六蓮国物語  地下宮の太子 (角川ビーンズ文庫)六蓮国物語 地下宮の太子 (角川ビーンズ文庫)感想
残り3冊は一気に読もうかなと置いてたら放置しすぎました。ラス3は、御使い様=季隆とようやく気づいた結蓮の迷走っぷりが激しく、それに振り回される季隆とのバタバタから、ラストに向けた事件の序章といった感じかな。主人公の斜め方向の反応より、ヒーローのはずの季隆のほうがかなりの乙女ぶり。2冊でどうまとまるかな。
読了日:7月3日 著者:清家未森
永遠の0 (講談社文庫)永遠の0 (講談社文庫)感想
まったく存在を知らなかった「実の祖父」の姿が、同じ時代とその後を生き抜いたた幾人もの話を通して浮かび上がってくる構成なので、語り手がかわるごとに休み休み読んで、やっと読み切りました。読んでてつらい部分もありました。エンターテイメントながら、近代のことを知らなすぎることを痛感したり、愚かにすぎる判断が多かったことに改めて呆れたり憤ったり。…映画が戦争礼賛になってなきゃいいな。
読了日:6月29日 著者:百田尚樹
全裸男と柴犬男 警視庁生活安全部遊撃捜査班 (講談社X文庫 こC- 1 ホワイトハート)全裸男と柴犬男 警視庁生活安全部遊撃捜査班 (講談社X文庫 こC- 1 ホワイトハート)感想
まさかのBL?と連想させそうなイラストながら、中身はやはり香月さんでした。他シリーズとリンクしている登場人物がいたりと、以前から読んでいたひとにはにやりとなるトコロも。内容については、軽妙な短編がいくつかはいっている感じ。食べ物はやはりおいしそう…。続編もあるようなので、楽しみに待ちたいと思います。
読了日:6月16日 著者:香月日輪
ボールルームへようこそ(4) (月刊マガジンコミックス)ボールルームへようこそ(4) (月刊マガジンコミックス)感想
多々良と賀寿の勝負のかかった天平杯決勝。実力的にはまだまだでも、真子を「花」として輝かせ、体力の限界まで踊りきる多々良がすごい。
読了日:6月10日 著者:竹内友
キミと話がしたいのだ。キミと話がしたいのだ。感想
友人が好きそうだと貸してくれた一冊。猫のくまと、飼い主のしんのすけ。話が通じるひとりと一匹のほんわか日常のおはなし。照れ顔とかほっこりしてるときのくまの顔にいやされます。頭よさそうなのにちょっとぬけてるのもかわいい。
読了日:6月10日 著者:オザキミカ
ぼくらの近代建築デラックス!ぼくらの近代建築デラックス!
読了日:6月9日 著者:万城目学,門井慶喜
ぼくらの近代建築デラックス!ぼくらの近代建築デラックス!感想
万城目さん、門井さんのおふたりが、お互いのおすすめ建築を歩いて対談する一冊。建築に詳しくなくても、建物自体は知っていたのに、何回も取り上げられてようやく名前をしった設計者の方も。さまざまのうんちく話もたのしい。あと、地図やカラー写真での紹介もうれしいです。
読了日:6月9日 著者:万城目学,門井慶喜
WILD WING (花とゆめCOMICS)WILD WING (花とゆめCOMICS)感想
ファンタジー…というよりは近未来モノかな?箱庭的な狭い世界で育ったお嬢様と、翼をもつ褐色肌の青年の話。テーマ的には異文化コミュニケーションだそうで、趣味がいろいろ詰め込まれてるぽいです。まだ続きそうな雰囲気ではあるので、またみてみたいな。ライヤ&カリン兄妹のツンデレぷりも素敵(*´艸`)おまけも楽しい。
読了日:6月9日 著者:弓きいろ
ONE PIECE 70 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 70 (ジャンプコミックス)感想
ようやくのパンクハザード編完結!!ドフラミンゴって覚えてたら、ジョーカー誰だっけとなりました。キャラクター、ほんと増えたなあ。久しぶりのクザンも出てきて、まだ伏線は張られはじめたばかり。どうなるかな。個人的には、ルフィのペースに巻き込まれつつあるローがツボ。好きになっちまうよぉ、な別れの場面も好き。
読了日:6月9日 著者:尾田栄一郎
ナミヤ雑貨店の奇蹟ナミヤ雑貨店の奇蹟感想
芝居が始まる前、もっと早くに読む予定がどんどんずれて、ようやく読了。古い雑貨店に迷いこんだこそ泥三人がすごす、長くて不思議な一晩の話。つながりと不思議と、紡がれる縁の物語。最後の回答に、とても力をもらいました。この週末から始まる芝居がより楽しみになりました。どんなナミヤ雑貨店になってるかなあ。
読了日:6月4日 著者:東野圭吾
夢美と銀の薔薇騎士団 星影のブレス (ビーズログ文庫)夢美と銀の薔薇騎士団 星影のブレス (ビーズログ文庫)感想
読んでみて、結構内容は覚えているものだなあと納得。初読当時にもぇぇぇと思った動機や展開もそのままだけど、何か短くなっているような気もするかな?まあ鈴影さん視点放り込むとページの都合上はそうなるかしら。コパルト版は実家にあるから記憶と比べる程度だけれど、やはり大人になって読むと、ちょいちょい突っ込みドコロも増えますね。でも、続きは楽しみ。「・・・」は気にせずに進めるようになってきました。完結まで刊行されるよう、ちゃんと新本で入手予定です。
読了日:6月2日 著者:藤本ひとみ,柳瀬千博
夢美と銀の薔薇騎士団 序章 総帥レオンハルト (ビーズログ文庫)夢美と銀の薔薇騎士団 序章 総帥レオンハルト (ビーズログ文庫)感想
ブレスを読む前に、戻ってこちらに。藤本先生からのまえがきあとがきが入ってるのだけど、書いているのは別の方という謎現象。大人の事情というものはややこしい。宗教色がつくと尚更かな。内容は新たに明かされた設定部分のため、面白く読みました。あんな課題課されてたら、何でもアリな総帥に育って当然か。というか、敵となる勢力の姿も、やっと知れた感じかしら。無事に、完結しますように。
読了日:6月1日 著者:藤本ひとみ,柳瀬千博
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)感想
日々いろんな研究にいそしむ小学4年生のアオヤマ君と、歯科医院のお姉さん、クラスメイトのウチダくん、ハマモトさん。ある日現れたたくさんのペンギンと、アオヤマ君たちの冒険と研究と。 たくさんのことばたちがあふれていて、大切なきもちもつまっていて。何回も読みたくなる。海辺のカフェでのお姉さんとアオヤマ君のやりとりが好き。 あとキウキウキシキシしているペンギンたちも愛しい。
読了日:5月31日 著者:森見登美彦
ばら色タイムカプセルばら色タイムカプセル感想
周到に準備して、家出を決行した13歳の奏(かなで)が、案外うまくはいかずたどり着いた老人ホーム「ラヴィアンローズ」でアルバイトとしてすごす数ヵ月の話。「人生の最終コーナー」をすすむ入居者や関係者たちのそれぞれの話に、背負う人生に、ときどき涙腺がやられました。外で読んじゃだめだ。意外と重めな人生を、軽やかに悟り語る暴走乙女三人をはじめとするお姉さま方が素敵。
読了日:5月25日 著者:大沼紀子
ラストサムライ 山本覚馬ラストサムライ 山本覚馬感想
この間呼んだ八重の小説関連で借りてみました。どうやら八重について書いた「ハンサムウーマン」と対にしているようで、○○に関してはそちらで書いた、とかも多く、また幕末の著名人にも顔が広い覚馬を語るためにやたら他の方も紹介するうえに時系列もちょいちょい飛ぶので、この本だけだと入門書にもちょっときついかも。10年以上前に史料も少ない中手探りで記されていた本が底本なので仕方ないかもだけど。なかなか数奇な方なのに無名で驚いた。
読了日:5月25日 著者:鈴木由紀子
ハイガクラ 6巻 限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)ハイガクラ 6巻 限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)感想
あまつきみて、やっと出てることに気がついて、追い付きました。龍王のこどもたちがわっさわさ登場。以前の内容が適当なので、おまけ冊子の龍王一家や四凶、孫登の従神たちの紹介がありがたい笑 一葉や彼の従神たち、周囲の人や仙、神たちの事情も気になるばかり。次はリアルタイムに手に入れられるといいな。
読了日:5月8日 著者:高山しのぶ
雪にツバサ(6) (ヤングマガジンコミックス)雪にツバサ(6) (ヤングマガジンコミックス)感想
クリスマスコンサート開始。矢女商の演奏がかっこいい。妨害のチンピラたちの鍵、「チイコ」の逆恨みなような気もするんだけど、詳細は次巻に持ち越しで。雪たちの演奏が、どうにか無事に終わってくれたらいいなあ…。ふぁいと、翼。
読了日:5月6日 著者:高橋しん
三日月とオレンジ 1 (花とゆめCOMICS)三日月とオレンジ 1 (花とゆめCOMICS)感想
内気な高校生美月と、同じ机をつかう定時制の陽太、机に書いた独り言がきっかけで出逢う二人。オレンジ頭は実際に出逢ったらびっくりするかもだけど、元気なヨータと、しっかりもので天然気味の美月のふたりが好きなので、連載まで育って、「1巻」になってくれて嬉しい限り。少しずつ変わっていく二人のつづきが気になります。
読了日:5月6日 著者:ふじつか雪
ラブコメ今昔 (角川文庫)ラブコメ今昔 (角川文庫)感想
部屋を整頓してたら出てきたので、再読。自衛官にまつわるラブコメ6話。個人的に、時々装備や階級は目が自動的にざっくり読み飛ばしますが、それで通じる話でもあります。「ダンディ・ライオン」を読んでから、また「ラブコメ今昔」にもどっても、二度おいしい。地味に、電車とかで読むとまずい箇所もあります。注意。
読了日:5月4日 著者:有川浩
夢美と銀の薔薇騎士団 月光のピアス (ビーズログ文庫)夢美と銀の薔薇騎士団 月光のピアス (ビーズログ文庫)感想
ずっと昔に、途中で止まってたシリーズの新装というか別物版ということで、懐かしくて一気に読みました…が。「・・・」て、今使わないんじゃ。そして「いつも見る夢」をカットするのはいただけない。旧作が念頭におかれている割に伏線の扱い方が雑で、根本的な筆力に疑問をもってしまったので、完全新作部分がどうなるのかがかなり不安。確かにあのノリで現代にあわせて一人称で書くのはよほど厳しかったのかもだけど、藤本先生の文章で読んでみたかったな。またはいっそファンじゃない方とか。でも完結が読めるなら、文章は成長を期待して様子見。
読了日:4月28日 著者:藤本ひとみ,柳瀬千博
あまつき 16巻 限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)あまつき 16巻 限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)感想
かなり、終盤へと近づきつつあるのかな。どんどん彼岸とあまつきの人々がリンクもはじめてるけど、たまにエピソードが前すぎて忘れてる…笑 あまつきにしかいない人々、がいるのか、はたまた主要なところには中の人がいるのか。続きを待ちます。つかまたハイガクラ増えてた!Σ( ̄□ ̄;買い忘れてる!限定版おまけはメイン3人+天座の兄弟の占いネタ。わりとあたってそう笑
読了日:4月27日 著者:高山しのぶ
銀の匙 Silver Spoon 7 大蝦夷農業高校生徒手帳つき特別版 (小学館プラス・アンコミックス)銀の匙 Silver Spoon 7 大蝦夷農業高校生徒手帳つき特別版 (小学館プラス・アンコミックス)感想
どちらにしようかなと迷いつつも、校歌とか「肉は正義」をみてみたくて限定版で購入。感想ノートにやられました。八軒くんは、間違いなく成功の立役者。夏期のノイタミナでは、どんな声になるのかな。
読了日:4月21日 著者:荒川弘
図書館戦争 LOVE&WAR 11 (花とゆめCOMICS)図書館戦争 LOVE&WAR 11 (花とゆめCOMICS)感想
ちょっとずれましたがようやく11巻読了。ついに原作3巻分までが終了。できたら番外編の分まで、ぜんぶ書いてもらいたいなあ。クライマックスの美術展攻防戦も、ぎりぎりラインまで書いてあって、変にカットされずに済んでよかったです。おまけ特別編のゆるさも好き(*´艸`)
読了日:4月21日 著者:有川浩/原作弓きいろ/作画
探偵ガリレオ (文春文庫)探偵ガリレオ (文春文庫)感想
ドラマから入ったので、文庫版の長編二作しか読んでなく、改めて、ようやく一作目読了。短編ひとつずつに、きちんと現象や事象が関連づいていて面白かったです。湯川先生と草薙さんをどうしてもドラマ版の二人に変換しちゃうのに、なぜか間宮さんは舞台版の川原さんに変換しちゃう摩訶不思議。
読了日:4月20日 著者:東野圭吾
県民性マンガ うちのトコでは3 (県民性マンガ・うちのトコでは)県民性マンガ うちのトコでは3 (県民性マンガ・うちのトコでは)感想
県のあるあるを読みやすくまとめた県民性マンガ第三弾。たまにしか出ない県にダレ?!となって巻頭の紹介に戻る笑 やはり出身地周辺は個性ごとのみこみやすいのか覚えるのはやいのか。もしくはキャラが濃すぎるのか。中国地方の鳥取さんをようやく、ようやく認識。日本唯一、スタバのない県になっちゃったらしいけどがんばれ鳥取。島根さんの長編にはやっぱりほろりとさせられます。絵柄はほんわりだけどシリアスなときの構成が好み。あとちょいシリアス時のデッサンあがったら無敵ぽいのにね。
読了日:4月14日 著者:もぐら
江戸まんが 現代っ子が体験! 花のお江戸ぐらし江戸まんが 現代っ子が体験! 花のお江戸ぐらし感想
こまかな暮らしの面がわかりやすく書かれていておもしろかったです。ずっとおもしろくいくと見せかけて、ほろっとさせられたのにすこし驚き。加賀さんの性別がわからんなあと思っていたら、途中でやっと判明笑 今につながるもの、つながっていないもの。コラムも楽しかった。
読了日:4月13日 著者:もぐら
にすいです。    冲方丁対談集にすいです。 冲方丁対談集感想
冲方丁さんと、いろんな分野の一線の方との対談を収録した対談集。期間は2005年から2012年まで。全部、楽しく読んだけど、富野由悠季さんとの対談が半年間6回分なこともあり、過去や今と未来を語っていて興味深い。ビジュアルとリアリズム。対談から3年たって、現実に忍びよってきてるよ…。伊坂さんとの気軽な対談もおもしろい。
読了日:4月12日 著者:冲方丁
ぶたぶたさん (光文社文庫)ぶたぶたさん (光文社文庫)感想
友人がおもしろいと言っていたのと、たまたま図書館で表紙のぶたぶたさんと目があったので、読んでみました。ほこほこした短い話のなかにひょこひょこ現れて異空間にすっとばす、ぶたぶたさんの存在が素敵です。なにやらいっぱいシリーズがあるみたいなので、少しずつ読んでいきたいな。つかピンクのぬいなのにしぶい声で妻子ありとか異空間すぎる笑
読了日:4月3日 著者:矢崎存美
となりの関くん 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)となりの関くん 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)感想
友人がいきなり2巻だけ貸してくれました笑 とりあえず、授業中にいろいろ斬新すぎる匠の技を展開するとなりの席の関くんを観察したりたまに攻防を繰り広げたりする横井さんの話。 実際あんな大作繰り広げたら、見えなくても、確実に気づかれて、むしろ先生たちからも密かにお楽しみとしてチェックされてそう。
読了日:4月1日 著者:森繁拓真
わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書 2177)わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書 2177)感想
平田オリザさんが取り組んできたこと、取り組んでいることを軸に、コミュニケーションや表現について、演劇についてを記した本。会話と対話のちがい、ダブルバインド、矛盾した価値観の話が印象的。
読了日:3月31日 著者:平田オリザ
おもかげ復元師 (一般書)おもかげ復元師 (一般書)感想
東日本大震災で、大きな損傷をうけたご遺体を生前の姿に戻す「復元ボランティア」の復元納棺師、笹原さんの体験や思いの欠片が書かれた本。ひとつずつのエピソードは簡潔に語られていて、たくさんの人のそれぞれの思い、実際には見てはいないけれど、壮絶だっただろう当時の様子が感じられて、泣きながら読みました。途中書かれていた笹原さんのお母さまの「いいことほど、人に譲っていけ」が印象的なのでメモ。「いいことは人に伝え、人にまわしていく。逆に、悪いことは自分で止める。」素敵な心がけ。当たり前の大切さを改めて知る、よい本です。
読了日:3月30日 著者:笹原留似子
天使たちの課外活動3 - テオの日替り料理店 (C・NOVELSファンタジア)天使たちの課外活動3 - テオの日替り料理店 (C・NOVELSファンタジア)感想
やっぱり今回も一気読み。最後の展開にやられました…。かっこいい女性が多いのが天使たちの世界だけど、アンヌもかっこいいなあ。そしてぜひともテオの料理、ルウとファラのお菓子がすんごい食べたい…!見た目もすんごい綺麗かわいいんだろうなあ…。ああでももう読み終わっちゃった…。。他にも読みたいものはあるんだけれど、なんだかもったいないことをした感じ。そのうちさかのぼってシリーズと関連作をどっぷり読み返そうかな。
読了日:3月28日 著者:茅田砂胡
ボクを包む月の光 -ぼく地球(タマ)次世代編- 12 (花とゆめCOMICS)ボクを包む月の光 -ぼく地球(タマ)次世代編- 12 (花とゆめCOMICS)感想
たしかに次世代編なんだけど、かなり輪や亜梨子、紫苑に木蓮に未来路といった親世代も動き回るせいで、EPIA込みな、ぼく地球世界をいろいろひっくるめた続編になってきてる感じ。スーパー赤さんちまこの選択が、明るい未来を引き寄せてくれることを願ってやまない。つか、こっそり未来路の行く末も気になる!!これが15年後とかからのアクセスなら、蓮がカチコを射止めたか?!になるのに…。
読了日:3月20日 著者:日渡早紀
スキップ・ビート! 32 (花とゆめCOMICS)スキップ・ビート! 32 (花とゆめCOMICS)感想
BJ編継続中。久しぶりのショータローに、クオン風味な敦賀さんに。いちばん気になるようなタイミングで切れちゃったけれど、お話としては後半戦なのかな。次は秋か…。
読了日:3月20日 著者:仲村佳樹
コンビニ天使─ふじもとゆうき短編集─ (花とゆめCOMICS)コンビニ天使─ふじもとゆうき短編集─ (花とゆめCOMICS)感想
ふじもとゆうきさんの短編集。いちばん古いやつで2003年『虹の歌』。桜の精霊たちが見える女の子の話『はなまつり』が好きで覚えてたので、コミックに収録されてうれしい限り。書き下ろしの、短編集たちその後のおまけマンガにもほっこりしました(*´艸`)
読了日:3月20日 著者:ふじもとゆうき
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)感想
第4弾は乱歩がテーマの長編。そういや小学生のときに読んだ乱歩って何だったかな。毎作、とりあげられた原著も気になってしまうこの作品。篠川母の頭のキレのよさと、垣間見せる母親っぽさとで、物語としても動き出した印象。続きが気になる…!ヒトリ書房の由来だとか、大輔と栞子さんの変化だとかも好き。人は一面だけでできているのではないというのは、今後への伏線でもあるのかな。
読了日:3月19日 著者:三上延
バイバイ、ブラックバードバイバイ、ブラックバード感想
太宰治の短編はみないままで、まずこちらを読んでみました。〈あのバス〉で連れていかれる前に、同時進行で付き合っていた5人の彼女たちに別れを告げにいく話。『ゆうびん小説』のかたちで編まれたという経緯も面白い。あり得ない設定のひとたちばかりだけど、不思議とひきつけられる。いちばん謎なのは、五人に対しての一彦の距離感?どうしてそう考えるのかはわからないけれど、ひきつけられる箇所がある。バスの終着点で、美味しいパンになるとかだったらびっくりだけど。
読了日:3月18日 著者:伊坂幸太郎
維新銃姫伝 - 会津の桜 京都の紅葉維新銃姫伝 - 会津の桜 京都の紅葉感想
たまたま図書館で目にして、読んでみました。 読んでいる途中で、どうやら二巻目だな?と気がつきましたが、だいたいの事情も説明されるので、単品でも楽しめました。 よく取り上げられる幕末ではなく、明治政府たちあげから西南戦争終結までの、最後の武士の時代。八重を中心にしながら、大半は時代背景にも費やされているので、フィクションながら、会津の側からの目線をかみくだいて物語ってくれるはなしでした。一巻目もあらためて読んでみたいです。
読了日:3月17日 著者:藤本ひとみ
時計を忘れて森へいこう (クイーンの13)時計を忘れて森へいこう (クイーンの13)感想
友人のおすすめ本だったので、読んでみました。透明な印象。自然の描写や、ふとした表現があたたかい。そしてなんだかなつかしい。『都会は人を決して放っておいてくれないくせに、孤独な気持ちにさせる。自然は人をそっと放っておいてくれるけど、決して孤独にはさせないって。』そんなふくろうタイムは、一度経験してみたいな。
読了日:3月3日 著者:光原百合
ONE PIECE 69 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 69 (ジャンプコミックス)感想
パンクハザード編も、だいぶ大詰めなのかしら。たしぎとモチャがよい感じ。そしてやっとでてきたモモの助。はやく続きでないかな。
読了日:3月2日 著者:尾田栄一郎
真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)感想
だんだん登場人物も増えてきて、それぞれの事情も少しずつ見えてきて。始まりの魔法が見えてくると、また楽しい。読み返しは少ししてからにしようかな。希実が少しずつ見せてきている笑顔が、さらに増えていくとよいな。次巻には、流れ的には文化祭本体もありそうで、楽しみ。
読了日:2月27日 著者:大沼紀子
100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))感想
森山未来くんが主演していたミュージカル舞台版を先月観たので、改めて読んでみました。 100万回生きたねこの、繰り返し生きた100万回のはなし。 舞台版が、ほんとうにうまく、この世界を受け継いでひろげていたことを改めて認識しました。読みおわってから、背表紙をみると、また愛しくおもう。今回は、図書館から借りてみたのですが、いつかちゃんと自分の本棚に並べたい本です。ちょっとだけ、句読点のつかい方にくせがありますが、話も絵も大好きです。
読了日:2月24日 著者:佐野洋子
コランタン号の航海 ─ アホウドリの庭 (ウィングス・コミックス)コランタン号の航海 ─ アホウドリの庭 (ウィングス・コミックス)感想
最近結構いろいろ見落としてるので、たまたま見つけてびっくりして購入。そういや封じ球とられたまんまだった。長期航海の過酷な状況と、それを乗り越えて着いた小さな楽園と。インドにむけての伏線も張られて、この次は見逃さないように気をつけよ。
読了日:2月23日 著者:山田睦月
ラスト・レター (妖精作戦IV) (創元SF文庫)ラスト・レター (妖精作戦IV) (創元SF文庫)感想
ものすごい前に一回読んでたはずなのに、かなり忘れていた。が、このもやっと感も含めて、懐かしい。 まだ、ラノベってジャンルがなかった頃の物語。まさに、ジュブナイル。NHKのシリーズや月曜ドラマランドとか、きっと今観ても結構面白いのにな、と、あとがきを読んでて思い出しました。 たしか、むかーし、一作目がラジオドラマとかになってた気がする。がんばって聞いてたなあ。
読了日:2月18日 著者:笹本祐一
マリアビートルマリアビートル感想
ついついさくさく読んでしまう話。『グラスホッパー』を読んでいなくても楽しめるけれど、知っているとさらににやりとなる。中学生の王子の物言いに苛々もさせられるけれど、軽妙な果物コンビの会話や、次々に不幸に見舞われる七尾の達観と、身に着けている技のさらりとした表現のギャップなども面白い。ひとりも、「ふつう」の人が出てこないけれど、いろんな日常の欠片がある。やっぱり伊坂さんの文章は好きだなあ。
読了日:2月15日 著者:伊坂幸太郎
恋するエクソシスト 2 (レガロシリーズ)恋するエクソシスト 2 (レガロシリーズ)感想
伏線張り途中といった感じなのかしら。いちおうヒーローのはずのジャンがほぼ寝ているってのはある意味新鮮だったかも。この隙に、雅もう少し活躍できたらよかったね。
読了日:2月11日 著者:梨沙
幕が上がる幕が上がる感想
高校演劇が題材の、あたたかくてなつかしい物語。高校演劇部の経験はないけれど、芝居はよく観るし、舞台系クラブに所属していたので、かなり細部がリアルなのはわかります。たくさんのリアルの中の、少しのフィクション。『リアルとフィクションの境目』。さおりとみんなが作った芝居が実際に観てみたいな。あのラストの台詞が好き。それぞれの登場人物たちも好きだなあ。友人からたまたま貸してもらいましたが、すんごい当たりな本でした。うっかり電車で読んじゃだめでした。平田オリザさんのことばの選び方好きです。
読了日:2月11日 著者:平田オリザ
飛ぶ教室 (岩波少年文庫)飛ぶ教室 (岩波少年文庫)
読了日:2月10日 著者:エーリヒケストナー
GATE7 4 (ジャンプコミックス)GATE7 4 (ジャンプコミックス)感想
まだまだ伏線張り張り中の印象。杉姫の視る未来と、家光の野望と。どんどん武将も増えてくるけれど、まだまだ増えそうかな。
読了日:2月9日 著者:CLAMP
桃山キョーダイ 4 (花とゆめCOMICS)桃山キョーダイ 4 (花とゆめCOMICS)感想
4巻目で、完結。このくらいのさらりとした結末もいいかな。 千尋の実母のお話と、柱の有馬実父の話の落差がすごすぎる笑 今の家族でよかったねえ…。 次回作の三日月とオレンジも楽しみ。 一応本誌で読んでいるけど、早くコミックもでないかな。
読了日:2月9日 著者:ふじつか雪
飛ぶ教室 (岩波少年文庫)飛ぶ教室 (岩波少年文庫)感想
たぶん、久しぶりの再読。覚えてないくらいぶりのはず。日々を一所懸命に生きている子どもたちの話。そして、正義さんと禁煙さん、ふたりの話でもあるかな。こころがほっこりあたたかくなります。 ついつい、キャラメルの舞台版の場面が脳内再生されたりも。もう一回観たいなあ。ジョニーもテーオドールも、再演だと変わっちゃうけど…。
読了日:2月8日 著者:エーリヒケストナー
恋するエクソシスト (レガロシリーズ)恋するエクソシスト (レガロシリーズ)感想
キャラが変で楽しい。甘いことばは梨沙さんぽいなと思う。多少駆け足なのは否めないかな。一冊完結なのかと思ったら、意外と続刊が出ていてびっくり。
読了日:1月29日 著者:梨沙
屋上ミサイル (このミス大賞受賞作)屋上ミサイル (このミス大賞受賞作)感想
伏線を鮮やかに回収することと、ご都合主義は紙一重。わたしには後者に感じられました。キャラはわりと生き生きしてるので、その面では楽しく読めました。ただ、どこかにいた人たちな感じもしなくはない。全部がつながるのは嫌いじゃないけれど、それもほんとうにつなげないとだめだった?という要素がいくつかあり、きっとそこがひっかかったんだと思う。「たまたまそっくりな人」とか「たまたま拾う」とかが複数あるのはさすがにどうだろうと思った。鮮やかな回収が読みたくなったので、近々伊坂さんを読む予定。
読了日:1月26日 著者:山下貴光
旅猫リポート旅猫リポート感想
今年最初に読んだ本。 これにしてみてよかった。 サトルとナナ。一人と一匹の旅の話。 途中で、なんとなくの行く末はわかるものの、それでもなお泣かされました。舞台になるのも知っているし、観に行く気まんたんなので、どう表現するのかとっても楽しみ。 ナナの目線からのさりげない言葉たちがとても好き。
読了日:1月3日 著者:有川浩

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