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【ネタバレ含む】『水平線の歩き方』感想※大阪版 [舞台]

すっかりこのブログにもアップした気になっていて
しかもすでに明日が
東京公演の千秋楽だったりするのですが
大阪で観た際の感想を公開します。

芝居自体は1時間モノ×2本の交互の上演ですが
感想はそれぞれで。


まずは水平線から。


おそらく、近年のキャラメル作品の中では
私の中では1、2を争うくらいに好きな芝居です。

ある晩、幸一が酔っ払って帰宅すると
どこかで見たような、でも見知らぬ女性が家にいた。
彼女は、小学生の頃に亡くしたはずの母だという…。
そんな、母と息子の物語。



すでに映像でも何度か観てしまっていて
でもやはり生で観るのが好きで。
大阪で、観られる機会はなるだけ活用してみました。
さすがに、しばらくは再演はしないはずだと思って。

ただ、内容をがっつりと知ってる以上
真っ白な状態で観られないというのが悔しい感じでした。

初参加のメンバー以外は初演と同じ役。
当時が初舞台だったかじもんこと鍛治本さんも歳を重ね……
重ねたのにやっぱりいちばん末っ子ちっくに見えました笑

役者さんが変わった分もあり
さすがに細部は少し変わってますが
いまのかたちも好きでした。

ダンスだけは、個人的に初演のほうが好きです。
初演から残ってる「春だ」のふわっと広がる手がとても好きで。

今回かなり変更された中でも
きゅっと抱きしめる感じの振りは好きなんですが
でもちょっとやっほー系(仮称)は苦手で…。

前の振りを、いまのメンバーで観てみたかった!!とも思いました。
でもなにもかも同じは、演じるほうは微妙なのかしら。。

とにもかくにも、この話では
母であるアサミさんが、そらもうかわいくて。
そして等身大で。
再演までの間に
私もまた彼女の役柄上の歳を
幸一と同じくおいこしてしまいましたが
しっかり年下に見えるんです。
中の人は年上のお姉様なんですけど。女優さんてすげー…。

そして幸一さん。
母に対しているせいもあってか
中身はちょっとこどもで。
深刻なトラブルを乗り越えて
そして乗り越えきれなくて。
この母子と、
そして幸一さんと周囲のつながりが観たくて、何度も足を運びました。

観るわたし自身が歳を重ねたこともあって
ちょっぴり、受ける印象の変わった場面もあるのですが
聞くと一番こころにいたい台詞は
まだ変わってませんでした。

たとえ内容を全部知っていても
どうしても生で観てみたい
好きな話です。

難点といえば、泣きすぎて
目がはれるところ…(´ω`)
夜公演はともかく、昼はやばいです…。


大阪での上演の際には、
観劇自体が初めてという友人を誘ってみたのですが
彼女もかなり楽しんでくれました。
完成している世界と話で
安心して、他のひとにすすめられました。

近年、どうもすすめにくかったり
すすめる暇もなく大阪日程が終わってしまうこともある中で
どうにか良い作品を観てもらえて
よかったとは思います。

彼女も芝居に興味はもってくれたんですが
次回の百万粒は新作なんすよねー…
自分が観てない話は、判断がつかないので
ややどっきどき…。
まだ神戸が後半日程だから大丈夫かな( ̄▽ ̄;)


もう一回、間を空けて観てみたかったので
ちょろっと、東で観てみます。
なにか変わっているか
変わっていないか。
自分の目で確かめて来ようと思います。

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