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ラックシステム『お弔い』感想(ネタバレ含む) [舞台]

みたびいまさら笑
3月15日に観てきました。
はじめてのラックシステム。
大阪弁や京ことばのやさしい響きが
耳に心地よかったです(*´艸`)

やっぱり関西人でよかったなあと
実感するお芝居でした。

以下、感想です。

玉造小劇場 配給芝居 Vol.1
ラックシステム
15周年記念公演 第一弾
『お弔い』
2009.3.15(日) 13:00START

【あらすじ】()内キャストは敬称略

事故死した身寄りのない経理担当の女性の部屋を
片付けるようにと言われた
社員の金村(上田泰三)と、社長の甥・兵太郎(上田 宏)。
部屋の中のものの引き取り額を算段にきた
古物商の留吉(朝深大介)と三人で見つけたのは
小さな古い部屋にこっそりとあつらえられた秘密の小部屋。
そこには、戦中に失踪した大女優「月城小夜子」の
衣装や、小道具が所狭しと置かれていた。

映画会社の社員や、部屋の大家、隣人たち。
にわかに騒がしくなる小さな部屋。

「人間の死後も、残された物や、知人の想いがその人を語る。」
(公演パンフレットより)

小さな部屋に残された、
あるひとりの女性の物語。

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ゑふさんのお芝居自体は、何本か観たことがあったり
「お正月」「お祝い」をCSで観たこともあったのですが
生でラックシステムさんを観たのははじめて。

HEP HALLというけして広くはない空間で
なじみのあることばたちに囲まれての時間は
ほんとうに心地よかったです。

開演前に客席に、出演予定の役者さんが
手ずからパンフやら手ぬぐいやらを
売りにきていたり
なんならほんとうに開演直前近くまで
コングさんやゑふさんがロビーで売り子さんに
混じっていたり。
そんなところからすでにお楽しみでした。

終演後、なんとかコングさんにサインもらえてよかった(*^_^*)
観にいった回のサイン担当は朝深大介さんと茂山逸平さんでしたが
ずらっと並んでいてこれまたびっくりでした。

そして本編が始まって。

少しずつ明らかになったり
よけいややこしくなったりする事態に
気持ちよくだまされながら
観ていました。

この人の話、どこまでが本当だったのかなーとか。
こちらの話は実はほんとうだったんじゃあ?!とか。
深読みしながら観るのは楽しかったです。

大きな戦争から、まだたった10年の頃の話。
すべての登場人物が大戦の記憶を確かに持って
影響されて生きている時代。

あまり深くこの時代を知らない自分に
すこし考えるところもあったり。

楽しくて、でもそれだけでもなくて。
ふと、自分がもしいなくなったら…ということにも
少し考えが及びました。

今年はラックシステムさんの15周年記念らしく
なんとあと2本、公演予定が決まっています。

それも、
「お祝い」と「お正月」。

お祝いが
7/16(木)~20(日・祝)@大阪ABCホール
7/29(水)~8/2(日)@東京全労済ホール/スペース・ゼロ

お正月が
2010/1/14(木)~17(日)@大阪ABCホール
2010/1/29(金)~31(日)@東京THEATRE1010

これはできるだけ観にいきたいなあと思ってます。
あー、いろいろがんばらなきゃなあ。。
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